ぶりぐ

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なんなんてダリやん

海と赤の6番
よく晴れた日曜日に大阪港へ。
サントリーミュージアムのダリ展に行って来たよ。ようやっと。GWの混雑を警戒して朝10時半ぐらいに行ったけど、それでもけっこう混んでて近くでじっくり観るには時間が掛かった。美術鑑賞においてはぞろぞろ列をなして観たくはないんだけどね。絵が見えないんだから仕方ない。

例えば百貨店やらなんやらでよくやってる「20世紀の巨匠展」みたいなのを観に行っても、ダリの作品はお見掛けしない。ピカソなんかは本当によく観るけどダリはない。作品数がだいぶ違うんだろう。そんな訳で、ダリはダリ展でしか観れない(と思う)。
僕はダリが好きなので、美術本やTVでその作品をよく見てきた。どのようなものを描くかを知っているし、どんな人物だったかも大体把握しているつもりだった。いわゆる変人。が、初めて観る本物はそのイメージをさらにさらに悪魔的に呪術的にした感じで、「不愉快さの快楽」とでもいうような精神破壊的芸術であった。まして彼の作品に対し、こうして御託をゴロゴロ並べたところで何の力もない。写真で見る彼の目はとても澄んでいて、とんでいて、静かな暴力性に満ちている。エロくグロくナンセンス、愛憎であり、文学であり、SMショーであり、生であり、彼が世に放つとても密やかで大胆で確かな美であった。

会場には家族連れもいっぱい。親に無理矢理連れて来られたであろう少年は出口ももうすぐという所で「(ええ加減)これ何なん!?」と、不機嫌そうに叫んでいた。あぁ可哀想に。だが、子供に分かってはいかんのだよダリは。だってそれはダリだから。ピカソでもモネでもゴッホでもなくダリだからね。

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ピカモディ他多数の時代

大丸梅田で「ピカソとモディリアーニの時代展」を観て来た。
祖母の詩吟の先生から優待券貰ったからタダで。タダって素晴らしい。

お題のわりにはピカソの作品がほとんどなかったんだけど、3月からあらためてピカソ展があるらしいので納得、いや、我慢すべきなんだろうきっと。モディリアーニの方は何点かあって、人物の目が真っ青で表情が読めない感じの絵だった。好きでも嫌いでもない。あとはキュビズムの流れを汲んだものとか、現代美術の代表的な画家達のものが2,3点ずつ置いてあった。レジェの描く人物はロボットみたいで楽しい。星新一の本の挿絵みたい(あれ好きなんだ)。ミロとクレーは、いつ観ても優しい感じがして大好きだ。クレーの青い絵(飲み込まれた島)は、ちょっと切なかったな。ずっと眺めてたかった。

しかしまぁ現代美術なので、訳の分からん変てこなのもいっぱい。なんでもかんでも「これぞアートや!」で片付けてはならん。そんなのを観せられて我々が黙ってるはずもなく、「これ周りの風景綺麗やけど、主役の女はおっさんみたいな顔しとるな」とか、「アカンアカン!これ途中やがな」とか、「エエねんけどなんか・・・汚いな」などと終始感想を述べながら観た。いやいや、家に飾っときたいぐらいエエのもいっぱいあったのよ。展覧会はやっぱり楽しい。
絵の中の絵
昨日、祖母が知り合いに貰ったカンディンスキーの絵葉書をくれた。上の展覧会とは関係ないけど、雰囲気出す為に載せとこう。貰える物はなんでも貰っておく。

ナイラン ~昔も今もこれからも~

31日はMBSが毎年やってる「オーサカキング」に行ってきた。
暑い中わざわざ人がウジャウジャいる所に行く趣味はないんだけど、すんごく心惹かれるイベントがあったのよ。その名も"太陽の塔内覧バスツアー!"あの、あの夢にまで見た塔の中が見れるんですよ!これを逃す手があるだろうか?いや、ない(反語)。

定員50名ということで急いで行かねば。8時頃に起きて用意ドン。大阪城公園駅に着いたはいいけど、城まで行かなきゃならんのでそこから歩く歩く・・・ヘトヘトよ。時間も予定を過ぎてしまって、もしかして間に合わなかったらどうしよう?という不安も出てきた。でも実際は20人ぐらいだったかな、全然大丈夫だったのだよ。一安心。オーサカキングで老若男女ゲームを楽しむ中、我々はバスで万博公園まで。いざ、太陽タワーへ出発!!

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Rey Camoyの話を聞きました

兵庫県立美術館神戸市立小磯記念美術館の両方で開かれていた、『鴨居玲』の展覧会に行って来たのでまとめて感想書くよ。
自画像とピエロおそらく鴨居玲の名前を知ってる人はそんなに多くないだろうし、僕も日曜美術館のアートシーンを見るまでは全然聞いた事なかった。だけど一度彼の作品を目にしたなら、そうたやすく忘れられないんじゃなかろうか。精神的な絵画。描かなければならなかった絵。暗い、退廃的な、空虚な、といってしまえば簡単だけれども、そういった見た目の印象以上にじわじわと自分の内側に入ってくる感覚がある。絵を観るというよりも、登場人物の声に耳を傾けるといった方がいいかも知れない。僕は確かに酔いどれの叫びや、ボヤキや、老人の弾くアコーディオンの音色を聴いた。それが作者の心の声なんだろうと思う。

全体に色合いが非常に暗くて、登場人物はみんな笑うどころか怒ったりボ~ッと口を開けてたりする。「生きることの空しさ、死の影」と解説には書いてあったけど、本当にそうなんだろうか?僕はそれだけじゃないと思う。世の中を斜から見てバカにしてる訳じゃない。必死に生きている人間じゃなければ持ち得ない痛みや怒りがそこにある。頭が痛くなるぐらい悩んだり、ただひたむきに単調な日々を送る事は、時に空しく感じるけれど、それこそが僕らが生きている実感なんだと思う。鴨居が描くのは、生の放棄ではなくて生へのいとおしさだと僕は捉えている。絵を観てこんなに心が揺れることもない。素晴らしかったよ。

初コネ

昨夜、無性に「粘土な気分」になった。素材とか色々調べてたら、今すぐ何か作りたくなったので、100均で"油粘土"と"軽い紙粘土"を買ってきたよ。紙粘土は本番用ということで、硬くならない油粘土を使って、一日中コネコネしてた。以下、出来上がったもの。すんごい楽しい。しばらく粘土ブームやね。

歯ぁ
『歯緑』

でんで~ん!
『緑おでんくん』

地球を感じるね
『イザム・モグチ』


紫陽花

ひでぼん劇団テトラクオリティの舞台、『紫陽花』を観に行った。
劇場は、心斎橋近くの"ウィングフィールド"というまるでオリックスのホーム・スタジアムのような名だったけど、残念ながら球場ではなかった(当たり前だ)。雑居ビルの中、羽ばたかないための翼(ウィング)があってもいいと思う(余計なお世話だ)。なぜか知らないけど学割が効かなくて「今回は皆さん共通で1500円でご覧いただきます」キッパリと言われたので泣く泣く払ったよ。我々のフィールド、中古市場での500円の大きさを知らないからそういう事ができるんだ、と言っても仕方ないので言わない。にしても、学割も今回が最後だったろうから活かせなくて残念。

お芝居はというと、ひでぼんとその横にいる女の子が夫婦漫才的なことをして、それに主役の男の人が見事につっこむという話。違うなぁ。今回はSFではなく、その辺に転がる日常を切り取ったような、地味で切ない僕の好きなタイプの話だったよ。主人公は紫陽花に頼るほどの弱さが感じられず、たぶん僕みたいなけっこう何事にも動じない人間だと思うので、紫陽花の意義はあまりないような気がしたけど。大体男が花に話しかけるのもそーとー気持ち悪い・・・って悪口はこの辺に。いいとこもたくさんあったよ。ひでぼんは相変わらずブレのない感じだったし、横の女の子との掛け合いも見事だった。観ていて楽しかった(あの輪の中に入りたいと思った)。櫻井さんは、いつになく清楚でしっとりした役で、陰のある感じがよかった。で、主演の有留さんが最高。ファンになりそう。間と声のトーンが絶妙だったなぁ(って結局いつも話し方しか見てないかも)。彼の出る作品ならテトラ以外でもまた観たいと思ったよ。

1時間ちょっとだったから観るの楽だった。
2時間くらいあると立ち上がって走り出したくなるのだ。

コトバ漂流

ひでぼん出演の創作集団Neo-Spiritの舞台『コトバ漂流』を観に行ってきた。会場はアイホール。伊丹の人間ならJRを使う際にほぼ100%目にする所でありながら、一度も中に入った事がなかった。いつも横目でチラ見してたけど、入った事はなかった。ダンスの先生のライヴを観るという、道に迷った見知らぬ女性をそこまで案内した事はあるけど、僕自身には無縁だった。この話はもういいですかね。

ひでぼんが舞台で転がってるのを観るのは6月の"HOPE"以来。あ、転がってなかったか。今回のお話は色んな人が時空を越えたり越えなかったりして、Back to the Future的な趣があった。面白かったよ凄く。

ひでぼん演じるなんちゃらさんが、けっこう浮世離れしたフワフワ感のある女性を好きになり結婚し子供ができ、それから・・っていうね(それからが大事なんだけど)。恋とか愛とか過去とか未来とかね。シリアスでした。ひでぼんはどちらかというと悪役。すんごいハマッててよかったと思う。台詞に迫力があってカッコよかった。彼の言葉にグッとくるものがあったし、考えさせられるものがあった。僕も大切な人のことを思い浮かべたし、そして少し泣きそうになった。演技の事はよう知らんけれども、惹き付けるものを持ってるいい俳優さんですよ。惚れたね。なんだかベタ誉めでアレなんだけど、話がけっこう複雑なわりに個々のシンプルな感情が伝わってきたから非常にいい作品だったと思う。素晴らしかったです。タダで観させてくれてありがと(コレばっか)。

他の俳優さんは、まずあべじゅんこさんの話し方が魅力的。言葉のリズムが心地よい。可愛い。高津さんは前に一度拝見したけど、やはりホワ~ンとしてる。通常考えられないぐらいホワ~ンとしてる。キャラなのか天然なのか気になる。日常生活は大丈夫なんだろうか?(失礼) でも可愛い。好き。あと山本さんのサンタってキャラがずっと井上マーに見えてた(切ない叫び多し)。

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